佐倉市議会議員 清宮誠 佐倉市議会議員 清宮 誠の公式サイトです

転換期の佐倉

~~選挙で問われているもの~~

1.人口減少について


 佐倉市の人口は、現在177,723人(平成26年)この人口を、どこまで維持すれば、衰退は止まったといえるのでしょうか?

 現在、言われている都市衰退の基準は、20歳~39歳迄の女性の定着率です。だから、子育て支援が重要だといわれているのです。でも、保育園の待機児童が少なければ、都市機能の一部は改善されたと言えますが、それだけでは不十分ですよね。
 やはり、都市の利便性や環境とか文化等も、問題にされるでしょう。 私は、やはり、教育や医療等の福祉の分野の内容の多様化が「生活のしやすさ」の目安になると思います。だから、どの程度の政策が出来るかで、維持できる人口が決定されます。

 では、今、佐倉は、何が出来て、何が出来ないのか?それらを具体的に検討することによって、はじめて、佐倉の適正人口が決まるのです。その逆ではありません。 そのためには、佐倉の持っている能力を把握する必要があります。佐倉の潜在能力を顕在化(明らかに)することが求められます。そうした努力の積み重ねが、問題解決につながるのです。佐倉には、歴史・文化の蓄積があり、環境に恵まれているのなら、それらをどう生かすかです。



2.佐倉の潜在能力を生かそう


佐倉白銀小学校区まちづくり協議会(会長 小出茂)の実践例

 常々、私は、佐倉の潜在能力を顕在化しようと申し上げて参りました。どなたに聞いても「佐倉は、歴史・文化・自然環境だけでなく、人的資源も優れ、エネルギーにあふれていると異口同音に話されます。
しかし、私達は、それをどう生かしているのでしょう?
さらに他者に、どう伝えているのでしょう?
無意識のうちに、先人達の遺産に「おんぶ」してしまっているのでは? そんな否定的な評価に陥っている時、地域のまちづくり協議会の活動を知りました。

 そのふるさと文学講座が16回を迎えます。最初は、参加を躊躇しておりましたが、思い切って出席することにしました。私の議会報告の中などに俳句があるのは、この句会の活動の結果です。この講座が継続しているのは、ひとえに北 鏡太先生という優れた指導者がいらっしゃるからなのですが、私の住む地域の人々も大変熱心で、参加者も増加し、内容の質的向上も目を見張るものがあります。
 佐倉では一部の市民の皆さんのエネルギーが、顕在化しつつあることを、私は感じております。勿論、商店街の衰退や空家住宅の増加、さらには農業人口の先細りなどの現実に目をつぶっているわけではありません。でも、目的意識的な人の核が出来れば、各地域で、各分野での活動が、どんどん具体化し発展するのではないかと確信しております。



3.順天堂大学の誘致について


 佐倉市議会は、平成24年11月定例議会で順天堂大学の佐倉市への移転の実現を求める決議をしました。
しかし、市長及び議員の任期切れを目前にしてその進展は見られませんでした。 私は、両者の任期が切れるのだから、今議会終了後、市長が「議会決議を受けましたが、それを実現出来ませんでした。統一選挙後の新体制で、これまでの諸課題を解決し、是非、実現してほしい」という声明を出すべきだと主張しました。
 佐倉市議会は、3月16日に閉会しましたが、その過程で2つの常任委員会(全部で4常任委員会)が平成27年度予算を否決するという異常事態に陥りました。
  問題は、佐倉市長が次の3点の理由から、「反対はしない」とは言いながらも、決断できていないところにあります。
  1. 大学側の要望する補助金額が、市の財政上困難であること
  2.大学の事業計画が杜撰であること
  3.当該地の市の区画整理現事業との整合性が取られていないこと

 朝日新聞(3月18日千葉版)によれば、順天堂大学側は「2012年、佐倉市と順天堂大学が結んだ連携協働協定の見直しも必要」と語ったと報道しました。
 再び朝日新聞(3月25日地方版)が、今度は「佐倉市が順大との交渉継続方針示す」と報道。この表現は一見、佐倉市がこれまでの消極案から前向きに取り組むよう変更したかのように読めます。

 しかし、よく読むと佐倉市が一方的に順大側に伝えただけ。
補助金は、国の補助金を利用できるか検討するという内容。
これでは、従来の姿勢と変わりません。
協定内容は、両社がそろって発表するのでなければ、混乱を招くだけです。